🏠 給与明細の見方

総支給額・支給合計・差引支給額のちがいと、確定拠出年金(401K)の表示
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📄 このページは給与明細の各項目を読み解くための説明資料です。掲載の金額はすべて説明用の記入例で、実際の額は個人の明細をご確認ください。確定拠出年金(401K)の制度そのものの説明・節税シミュレーションは 確定拠出年金(DC)管理 にあります。
🔄 2026年8月分給与から、会社の401K掛金は「会社上乗せ」になりました。会社掛金は給与から引かれず、会社が別途あなたのDC口座へ拠出します(=あなたの手取りは減りません)。給与から拠出するのは自己掛金(選択制)だけです。※2026年7月分までは、会社掛金も生涯設計手当から充当する「選択制」で給与から引かれていました。

明細は4つのブロックでできています

① 勤怠働いた日数・時間・有休の記録。金額そのものではありません。
② 支給基本給・各種手当など、会社が支払う項目(プラス)。
③ 控除社会保険料・税金など、給与から差し引く項目(マイナス)。
④ その他差引支給額(手取り)・振込額・累計など。

手取り(銀行に振り込まれる額)は ② 支給合計 −③ 控除合計 =④ 差引支給額 で決まります。

まず用語:似ている3つの「額」を区別する

名前記入例意味
総支給額(額面)420,620基本給と全手当を足した、いわゆる「額面」。自己掛金を引く前の金額。会社掛金は額面に含まれません(会社が別途上乗せ)。
支給合計(課税・社保のベース)419,620額面から 自己掛金(選択制)だけを差し引いた後の金額。会社掛金は上乗せなので引かれません。税・社会保険はここを基準に計算。明細の「合計」はこれ。
差引支給額(手取り)322,970支給合計から控除(社保・税など)を引いた、実際に振り込まれる額(概算)。
⚠️ ポイント:明細の「合計(支給合計)」は、額面から自己掛金だけを引いた後の数字です(会社掛金は上乗せなので引かれません)。会社がDC口座へ入れる会社掛金は、給与明細の支給・控除の計算には含まれません。

会社掛金は「会社の上乗せ」。給与からは引かれません

当社の確定拠出年金では、老後資金(401K口座)への掛金は2つの財布から入ります。

✅ 記入例では、会社が上乗せで 10,000円、あなたの選択で 1,000円、合わせて 11,000円 が毎月あなたのDC口座に積み立てられます。給与から引かれるのは自己の1,000円だけです。しくみの詳細は 確定拠出年金(DC)管理 > 制度のしくみ をご覧ください。

額面から手取りまで、一本道で追う(記入例)

① 総支給額(額面)基本給+全手当420,620
自己掛金(選択制)を給与から拠出会社掛金は上乗せなのでここには入りません△1,000
② 支給合計(課税・社保ベース)=①−自己掛金419,620
③ 控除合計(社保・税など)課税ベースが上がる分わずかに増えます(概算)△96,650
④ 差引支給額(手取り・振込)=②−③(概算)322,970

+ これとは別に、会社が上乗せで 10,000円 をあなたのDC口座へ拠出します(給与からは引かれません)。DC口座への毎月の積立は 会社10,000+自己1,000=11,000円

各項目の意味(記入例)

② 支給

項目金額意味
基本給256,000毎月固定の基本の賃金。
役職手当20,000役職に応じて支給。
資格手当3,000保有資格に応じて支給。
調整手当20,000給与調整のための手当。
固定残業手当57,020一定時間分(この例では月20時間分)の残業代をあらかじめ含めて支給する分。基準内給与÷1月平均所定労働時間(約155.2時間)×1.25×20時間で算定。
固定外残業代0固定残業の時間を超えた分の残業代(超過があれば計上)。
現場移動手当9,600現場間の移動に対する手当。
通勤手当0通勤にかかる費用(非課税枠)。
生涯設計手当55,000老後資金の原資となる手当。現金で受け取るか、希望すれば自己掛金として401Kへ拠出(選択制)。
① 総支給額(額面)420,620ここまでの合計。自己掛金を引く前の金額。
401K掛金自己(選択制の個人拠出)△1,000あなたが選んで自分の給与から401K口座へ拠出(非課税)。給与から引かれるのはこれだけ
② 支給合計419,620①から自己掛金を引いた、税・社保計算のベース。
401K掛金会社(事業主掛金・上乗せ)+10,000会社が別途上乗せしてDC口座へ拠出。給与計算には含まれません(引かれません)。明細には参考表示。

③ 控除

項目金額意味
健康保険料19,627医療保険の保険料(会社と折半)。
介護保険料3,07840歳以上が対象の介護保険料。
厚生年金保険34,770将来の年金のための保険料(会社と折半)。
雇用保険料2,435失業給付等のための保険料。
所得税11,240その月の給与にかかる源泉所得税。
住民税24,500前年所得に基づき市区町村へ納める税。
互助会費1,000社内互助会の会費。
③ 控除合計96,650差し引く額の合計。

④ その他(参考の数字)

項目金額意味
差引支給額322,970手取り。②−③(概算)。
振込支給額322,970実際に銀行口座へ振り込まれる額。
課税支給累計2,542,986その年の課税対象支給の累計(年末調整・源泉票の基礎)。
社会保険累計359,353その年に控除した社会保険料の累計。
所得税累計76,270その年に源泉徴収した所得税の累計。

自分の数字で確かめる

手元の明細から数字を入れると、額面から手取りまでの流れを計算します(このページ内だけの計算で、どこにも送信しません)。

よくある質問

Q. 「支給合計」に総支給額(額面)が出ていないのはなぜ?
「支給合計」は額面から自己掛金(選択制)だけを差し引いた後の、税・社会保険を計算するための金額だからです(会社掛金は上乗せなので引かれません)。額面(記入例では420,620)を明細に表示する設定変更も進めています。それまでは、各手当を足した金額が額面、そこから自己掛金を引いた金額が「支給合計」と読み替えてください。
Q. 会社の401K掛金(会社掛金)は給与から引かれますか?
いいえ。会社掛金は会社が別途上乗せしてDC口座へ入れるもので、あなたの給与からは引かれません(額面にも含まれません)。給与から拠出するのは自己掛金(選択制)だけで、こちらは希望制・0円にもできます。どちらも非課税で老後資金として積み立てられます。確定拠出年金(DC)管理で自分の積立額を確認できます。
Q. 会社からの送金額と明細の「合計」が違う気がする
見ている基準が違うためです。明細の「支給合計」は課税・社保のベース(額面−自己掛金)で、手取りの振込は「差引支給額」です。会社が実際に動かすお金は、手取り+(社保・税として納付する控除分)+(会社が上乗せでDC口座へ入れる会社掛金)に分かれます。金額の突合が必要な場合は総務までご相談ください。
Q. 額面は変わっていないのに手取りが月で違うのはなぜ?
残業代(固定外残業代)、社会保険料の改定(毎年9月頃の定時決定)、住民税の切替(毎年6月)、401K掛金の変更などで、控除やベースが月ごとに動くためです。大きく変わった月は、上の「各項目の意味」で該当項目を確認してください。
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